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とよのていねいを発足して、そろそろ一年。
家族を中心にしばらくは細々と更新していくようなイメージだったのですが、ありがたいことに様々なご縁に恵まれて、思っていたよりも早くこのメディアの存在意義が高まってきていると肌で感じています。
そしてなんと。移住を考えているという読者の方から「もっと豊能町のことを知りたい、生の声を聞きたい」というお問い合わせを最近よくいただくのです。
いやーわざわざお問い合わせいただくなんてうれしいなーとせっせと返信していたのですが、……あれ?もしかして声には出さないけど(豊能ってどんなところなんだろう?)と気になってるご近所予備軍が背後にごまんといるのでは?と気づきまして。
そんなわけで、どこかにいらっしゃるシャイな未来のご近所さんに向けて、実際に住んでる私たちの経験に基づいた”豊能のいいとこリスト”をお届けしたいと思います。
住居
- 新興住宅地のなかでも個々の敷地がゆったりとした印象。中古で安く広々とした物件も多し。
妊娠・出産
- 産院の候補地が少なく、車もしくは電車での通院が必須。しかし少ないながらも評判のいい産院があって、実際満足度も高かった。(ベリタス病院)
育児
- 豊能町の出産後のケアが手厚い。定期的な検診は流れ作業的な感じではなく、マンツーマンでじっくりといった印象。また生後1ヶ月から保健師による訪問ケアがスタート。産後ケアや発育チェック、ベビーマッサージなど。(約月1〜2回で全10回ほど)
- 保育園、幼稚園はもちろん待機児童ゼロ。いつでも中途入園できそう。
幼稚園
- 園庭が広く、園外の野外遊びも充実。自分たちで育てた野菜や山菜を使ってのクッキング授業や給食が頻繁にある。そのほか生態を学びながらの飼育当番も充実。多くの母親がなかなか教えられそうにない虫(みみず、カブトムシの幼虫など)に触れ、生態を学ばせてくれる。
- 散歩コースが魅力的。基本坂道なので健脚になる(笑)。高代寺山という山のぼりを始め(頂上の寺にはツキノワグマが飼われていて、会いに行ったりする)、隣町の保育園にでかけたり(道中、渓流があり景色が美しいことで有名)、一年でかなり体力がついた。
- 運動会などは隣接する小学校の校庭を借りて開催。子どもの数に対してめちゃくちゃ敷地が広いので、広々と観覧することができる。子どもの数が少ないがゆえ、1学年ごとの出し物もたっぷり豊富。
- 情操教育、体力作りに力を入れている印象。大学の先生を呼んで運動したり、講演を開いたり、包丁を使ったクッキング、竹馬、針仕事など様々な事にチャレンジさせてくれる。
- 子どもも先生も親も楽しめるテーマを毎年企画。そのテーマに沿って学びや遊びを企画し、子どもの個性や成長を促してくれます。(例えば昨年のテーマは『ふしぎの森』。化け猫のもりりーなやヤモリのゲッコリーなど、校長先生までもが魅力的なキャラに扮して登場。運動会、保育参観といったイベント時のほか、普段の保育にも取り入れることで、工作や運動、成長にともなう体験や感情(”くやしい!”など)とのむきあいを、より楽しめるよう工夫してくれている。)
環境
- 大部分は岩を削ってできた住宅地のため、地盤が強い。阪神・淡路大震災当時は豊能町内の実家に住んでいたのだがガスが止まったものの、棚の置物がコトッと倒れただけだった。
- 治安がよい。
- 豊能町は良くも悪くも都会と田舎の中間地点であること。本格的な田舎に住みたいのなら隣町の能勢町のほうが魅力的に映るだろうし、都会の便利さが捨てられないなら少し降りた川西市のほうが便利。この辺の良いところは、田舎暮らし特有のご近所付き合い・風習などのわずわらしさなしで自然に囲まれつつも、都会のごみごみ・喧騒とはおさらばして暮らせるところ。
- 毎朝窓を開けると高原の空気と野鳥のさえずりが聞こえてきて別荘地気分。
- 野外遊びや自然派食品などオーガニック系アンテナが高いひとが集まってくるエリア。頻繁に「◯◯マルシェ」といった野菜市や手作り市が開催されており、豊能近辺だけでなく府外からも訪れた人でにぎわう。
税金
- 市内にくらべて国民健康保険がかなり安い印象。
…などなど。
見つけたら随時更新していきます。