2023年10月9日(祝・月)に「パークキャラバン〜光風台の公園で遊ぼう〜」を開催しました!お天気が心配でしたが、なんとか雨が上がり無事開催することができました。小さいお子さんを連れた親子だけでなく世代を越えた住民がぞくぞくと集まり、豊能町の風景として見慣れた公園をあらためて楽しんでみる1日に。
少子化に逆行!公園数が豊富な豊能町
今回の企画はサグるとの共創企画!サグるのおふたりは、ワークショップ等を通じて「見落としがちな”感覚”を通じて、感じ取った『なにか』を探求してゆく」ユニット。日常にある《当たり前を楽しむこと》もお上手で、日々活動を発信されています。
豊能町の日常ってどんなものがあるかな?とお話をしていく中で「豊能町ってこどもの数の割にめっちゃ公園が多いんですよ!」「子どもひとり1公園くらいあるんじゃないか」「手厚い(笑)」「なのに、近所の公園以外は、わざわざ行く機会ってあまりないですよね」という、とよのていねいメンバーの会話から、町の公園を巡るという今回の企画がスタートしました。
1日にたくさんの公園を巡るイベント運営、私たちだけでは無理すぎる……ということで、町の方々にもご協力いただき、光風台地区にある合計7つの公園にお楽しみコンテンツを準備することができました。
- 光風台1丁目2号公園
- 「親子でZUMBA体験」SACHI
- 光風台3丁目2号公園(通称:おうま公園)
- 「ふるまいCOFFEE」EMMACOFFEE
- 「アウトドア図書館」豊能町立図書館
- 光風台2丁目公園(通称:中央グランド)
- 「カレーピクニック」稲妻家
- 光風台4丁目公園
- 「モルック体験」モルックとよの
- 光風台6丁目1号公園
- 「家族写真撮影会」とよのていねい
- 光風台5丁目1号公園
- 「物々交換会」豊能町地域おこし協力隊
- 光風台5丁目2号公園
- 「いっぱいのシャボン玉であそぼう!」サグる
また、今回は豊能町の公園について研究を進めている武庫川女子大学の三好ゼミ生の皆さんにもご協力いただきました。
ZUMBAで心と体を開放して生まれるコミュニケーション
10時〜11時、光風台1丁目2号公園では、 SACHIさんによる「親子でZUMBA体験」。子ども、パパ・ママ、大学生、そしてスタッフ。ノリのいい音楽に合わせてみんなで体を動かすと、心地よい汗で心も体もリフレッシュ。
ダンスが得意ではない者からすると「いつもの公園で人目を気にせずダンスに没頭」というのはなかなか難しいのですが(笑)そこは踊った者勝ち。ダンスを通じて心理的ハードルが下がるのか、初めましての方との会話も弾みました。
屋外でコーヒーを楽しむ大人。絵本を楽しむ子ども。
ZUMBAと同じ10時〜11時、光風台3丁目2号公園(通称:お馬公園)ではEMMA COFFEEさんの「ふるまいCOFFEE」と、豊能町立図書館さん協力による「アウトドア図書館」。
光風台自治会の回覧板を見て来てくれたシニア世代はコーヒーや本を楽しみ、お子さん連れの子育て世代はカルピスと絵本を楽しむ、といった世代を越えた温かい空間が生まれていました。ZUMBAの公園からはしごして駆けつけてくれた親子も。
想定以上の来場者があり、予定時刻を延長してふるまってくださったEMMA COFFEEさん。1時間で約80杯のドリンクを提供いただきました!
美味しいカレーを囲んでピクニック
11時15分からは「カレーピクニック」。みんなで光風台2丁目公園(通称:中央グランド)へ大移動!
稲妻家さんによる玄米カレーを目掛けて、開始前から長蛇の列……!オープン30分後には80食が完売。甘口に仕上げた身体にも優しいカレーなので子どもにも好評。たくさんの人が、芝生の広場に腰を下ろして、カレーとおしゃべりを楽しんでいました。
パパが一番本気になったモルック体験
お腹が満たされた後には軽く運動を。12時30分〜13時30分、光風台4丁目公園ではモルックとよのさんによる「モルック体験」。
ゆるスポーツとして人気を集めているモルックは、どこでも楽しめて多世代で遊べるところがポイント。はじめての方にも優しくレクチャーしながら体験がスタート。親子やファミリーで参加される方々が多かったのですが、「ゆるスポーツ」と油断してたパパたちに火がついて一番本気になっちゃうパターンが多く微笑ましかったです。モルックとよのさんの練習日を確認するほどハマったようです(笑)
日常の延長、馴染みの公園だからこそ撮れる、リラックスした家族のいつもの笑顔
同じく12時30分からの一時間、光風台6丁目1号公園で行われたのは「家族写真撮影会」。こちらは私たち、とよのていねいが担当しました。
普段、子どもの写真は撮影することはあっても、なかなか家族揃って写真を撮る機会がなかったり、かしこまったところでの撮影は子どもが緊張してしまって笑顔が撮影できなかったりするもの。この日はいつもの使い慣れた公園で、遊具で遊びながらリラックスした日常の写真が撮れました。
地域でモノを循環。物々交換会で「良いものみっけ!」
13時45分から光風台5丁目1号公園では、豊能町地域おこし協力隊さんによる「物々交換会」を開催。”お友達に譲りたいもの”としてまだ使える・きれいな不用品を事前に募集したおかげで、当日の公園にはたくさんの絵本、おもちゃ、子ども服、料理グッズなどがずらり。
子どもが小さい内の「買い物」は全然思い通りにならなくて、子連れにとって結構試練だったりするんですが、物々交換会は全部無料、まわりは遊具。子どもが物欲に任せてあれも!これも!と欲しがってもピリピリしなくて済むし、遊具や出品されてるおもちゃで子どもが遊んでくれてる間に、ママは真剣な表情でお目当ての子ども服を探す……この機会を自然とうまく活用されてる様子があちこちで見られました。
交換の後もママたちはお話を楽しんで、子どもたちは公園の名物シーソーで楽しそうに遊ぶ姿もあり、思い思いに時間を過ごしている様子が微笑ましいショットでした。
パパもママも子どもたちも、みんなではしゃいだシャボン玉
同じく13時45分〜光風台5丁目2号公園では、サグるさんによる「いっぱいのシャボン玉で遊ぼう」が開催されました。
サグるさんの手には、この日のためにお手製の大量シャボン玉製造機が……!シャボン玉液をたっぷり染み込んでずっしりと重くなった製造機を約1時間ずっと振りっぱなしで子どもたちを楽しませてくれました!
途中「わたしもやってみていいですか?」というママの声が上がり、そこからはパパやママが担当。たくさん作ってもらったシャボン玉に、子どもたちはきゃっきゃっと追いかけ回して嬉しそうに遊んでいましたよ。
公園の可能性は無限大!
あっという間にイベントは終了の時間に。
公園を巡るスタンプラリーを実施し、3つ以上公園を巡った人には「パークマスターシール」をプレゼントしました。思った以上にたくさんの人が公園を巡り、1日たっぷり楽しんでいただきました。
パークキャラバンの発見
「遊具はあるのに、人がほとんどいない公園」何か楽しめる仕掛けを用意すると見え方も変わるようです。どの公園でもイベントの合間に遊具で遊ぶ子どもの姿がたくさんありました。普段行かない公園の遊具は珍しくて楽しかったようで、特に光風台5丁目1号公園にしかないシーソーは一番人気でした。
親子、シニア、学生……世代に縛られず一緒になって楽しんでいただいた今回のイベント。公園という場の可能性は無限大だな、と改めて実感した1日でした。
関連ワークショップ「おとなと子どもの作戦会議」
パークキャラバンの関連イベントとして、武庫川女子大学三好ゼミ生による「\公園どうする?どう使う?/おとなと子どもの作戦会議」を開催。ワークショップでは公園活用について住民のみんなで考え、たくさんの意見が集まりましたよ。そちらの様子は後半でお伝えしています。
来場者の皆さま、ご協力いただいたスタッフ、関係者の皆さま本当にありがとうございました!
主催:とよのていねい × サグる
協力:武庫川女子大学三好ゼミ
後援:豊能町、豊能町教育委員会
1 コメント
[…] たくさんの人に公園へ遊びにきていただいた「パークキャラバン〜光風台の公園で遊ぼう〜」。その関連イベントとして、公園の活用をみんなで考える作戦会議を開催しました。主催は […]