わたしたちのこと

わたしたちのこと

「とよのていねい」が一般社団法人になりました

2020年9月18日、一般社団法人 とよのていねい を設立いたしました。

これまで大学堂株式会社の社会貢献活動として取り組んでおりましたウェブマガジンの運営のほか、まちづくり、地域活性化事業全般を 一般社団法人 とよのていねい へ統括いたします。

とよのていねいとは

「とよのていねい」が生まれたのは、2016年8月。当法人代表の宇都宮が夫婦で発足させたウェブマガジンがはじまりでした。それまでは大阪市内で暮らしていましたが、育児をきっかけに豊能にUターン。せっかくなので地域の方々ともっと仲良くなりたいと思い、本業のホームページ制作の技術を活かして「とよのていねい」を立ち上げ、現在は数名のスタッフとともに運営しています。

活動テーマについて

豊能近郊における人、もの、情報、催事、知識、歴史を発見・発信することでコンテンツの保全や発展にすこしでも貢献し、ひとりでも多くの人が豊能町に住んで良かったと実感すること、またはふるさとへ帰ってくる人や移住を考える人、この土地に興味をもつ人や好きになる人を増やす目的で、イベント企画やクリエイティブ事業など様々な活動を行っています。

その活動範囲は、市町村の区分にとらわれず豊能町近郊とし、まわりのまち同士が連携できる関係性を目指しています。

豊能町立図書館「とよのていねい展─ウェブで伝える豊能の魅力─」での展示のようす

MEMBER

代表理事・デザイナー
宇都宮 頼子

面白いこと、めっちゃいい取り組み、
がんばってる人々をデザインの力で再編集し
応援するのが得意。

コーディネーター
相澤 翔平

まちづくり、行政、町民、
3つの視点で俯瞰し企画や運営を整える。
「自称」チャーハン職人。

パソコンが得意なひと
宇都宮 正宗

現職プログラマー。おとなげなく面白そうなことにすぐ頭をつっこむ役。こういう大人がひとりは必要だと思うんですよね。

まちづくりファシリテーター
相澤 由依

面白がり力も兼ね備えた、冷静沈着な切込み隊長。まちづくりや地域コミュニティ部門では人と人をつなぐ仲介役を担当。老若男女から頼られるしっかり者。

カメラマン・美術担当
宮田 佐也佳

感性に訴えるのが得意なクリエイティブ部門所属。職人級の器用さで商品開発も兼任。天性のポジティブな空気感に社内外のファン多数。

映像クリエイター
平井 友之

エッジが立ったダンス映像からこころ温まる地域のプロモーションビデオまで。1カメなのにまるで複数台で撮影しているかのような錯覚を覚えるカメラワークが定評。彼の撮影現場はいつもなごやか。

企画・運営
鴻野 克之

弊社の無茶ぶりも笑顔でそつなくこなしてくれる、清涼飲料水のような爽やかさに器用さも合わせ持つ。豊能町で生まれ育ったバックボーンを活かし、子どもたちの活動サポートに携わる。

事業共創アドバイザー
前田 展広

自治体・町民・企業をサポートし、豊能町における近年の勢いと流れを作った立役者。日本各地の膨大な事例をもとに客観的にアドバイスしてくれる。とよのていねいのガーディアン。

VISION

「ていねいな暮らし」の先に見えるもの

私たちはウェブマガジン時代から「ていねいな暮らし」を行動基準にしています。

ていねいな暮らしというフレーズは、本質を言語化しにくく「……なんかいいよね」とイメージだけの流行言葉として捉えられがちです。ですが、ていねいに・足るを知り・心ゆたかに暮らすというライフスタイルに、地方での10年〜20年後とこれからの生き方のヒントが隠されていると感じずにはいられません。

周りを見渡して、ていねいにひとつひとつ取り組む。点ではなく、自分が線の上にいることを意識する。慣れないながらも続けるうちに、このまちに大事な人が増えて、ゆたかな気持ちで満たされていることに気付きました。

「ていねいな暮らしで心が十分に満たされると、他者にも目を向けやすく、助け合い精神が生まれやすくなるのではないか」「ていねいに暮らす人が増えれば、地域そのものを愛するようになるのではないか」というのが私たちの仮説です。

個々人のライフスタイルという面だけでなく、自分たちと関わる人や物にもていねいに・好奇心をもって・誠実に向き合う「ていねいな暮らし」を目指しています。

時間がゆっくりとながれる風土に恵まれた地方ローカルは、
ていねいな暮らしをはじめる場所にふさわしい

人口が少ない地域だからこそ、世代や区画で仕切らずに、高齢者も、子育て世代も、子どもも。

近隣一帯に住む多くの人のQOL(Quality of Life「人生の質」)を向上させ、手を差し伸べやすい環境にすることが私たちが目指す未来。その人らしく、その人のあるべき本来の姿で暮らせる手助けやしくみを作りたい、そう考えています。


目次
  • とよのていねいとは
    • 活動テーマについて
  • MEMBER
  • VISION「ていねいな暮らしの先に見えるもの」
  • 会社概要
  • 事業内容
    • 企画・事業化・運営のサイクル形成
    • 子育て・教育事業
    • クリエイティブ事業
    • 販売事業
  • 実績紹介
  • MISSION「これからやっていきたいこと」
  • 地方に可能性はあるのか

会社概要

会社名一般社団法人 とよのていねい
代表者代表理事 宇都宮 頼子
所在地大阪府豊能郡豊能町ときわ台1-11-10
設立年月日令和2年9月18日
事業内容と目的豊能町及びその近郊の地域資源を活用した情報の発信及び地域価値の創造に関する事業。
当該地域の活性化に寄与することを目的とする。
情報公開一般社団法人 とよのていねい定款 [ PDF ]

事業内容

①企画・事業化・運営支援のサイクル形成

「好きになること・面白がること」これは、わたしたちの習慣であり基本姿勢です。

たくさんの時間をかけてヒアリングするうちに、自分たちがクライアントを好きになる。ファンだからこそ「もっとみんなに知ってもらいたい」という気持ちがめばえ、「どうやったら伝わるだろう?」という素直な思考が生まれます。わたしたちの仕事は自然と「ファンになる=伝わる企画を考える」が1セットになっています。

そして、この地のまちづくりにおいて私たちは当事者であり、エンドユーザーでもあります。地域のニーズを肌で感じながら、この地域に自分たちが欲しいと思うもの、子どもたちへつなぎたいと思えるものを企画し、さらに長く続けられるしくみづくり(事業化・運営支援)までご提案します。

  • 子どもの『得意』を見つけ・伸ばす「Good_at プロジェクト」(事業形成・運営支援)
  • 祥雲館TOYONO COLLECTION(企画支援・演出)
  • こどもがつくる「こども新聞」(企画形成・実施・運営)
  • YouTube番組「テレビ豊能」(企画形成・撮影・放送等運営)

②子育て・教育事業

この地方で成長していく子どもたちのために、同じ境遇のパパママたちと一緒に何ができるか、子どもたちに何を残せるかを考え続けています。

なぜ子育て・教育事業に力を入れるのか
当法人の前身でもある大学堂株式会社が事業・企画形成で関わった「Good_at プロジェクト」インタビューをご覧ください。

  • xChange〜こども服の交換会〜
  • パパの知識や知恵を町の子どもたちに教える「父ペディア企画」(企画形成・実施)
  • 町民発地域通貨「こどもチケット」(企画支援・デザイン)
  • ふたば園しぜん活動冊子「ふたば日和」(企画支援・デザイン)
  • 図書館コラボ企画「BOOK紹介ゴッコ」(企画形成・実施)
  • 図書館コラボ企画「図書館リゾート」(企画形成・実施)
  • 映像コンテンツ「6さいからの こどものだいどころ」(企画形成・撮影)

③クリエイティブ事業

町そのものだけでなく住む人の魅力、歴史、暮らし方・生き方を発掘し、言葉とデザインの力で豊能町とその近郊のブランド発信をしています。

メディア媒体運営・情報発信
  • 豊能で始める ていねいな暮らしと育児「とよのていねい」WEBマガジン(企画形成・運営)
  • YouTube番組「テレビ豊能」(企画形成・撮影・放送)
  • こどもがつくる「こども新聞」(企画形成・運営)
  • トヨノノレポーター活動サポート
  • トヨノノ ②『自分らしさREPORT』タブロイド紙(企画支援・デザイン)
グラフィックデザイン・情報デザイン
  • 豊能町産野菜「旬をあじわう試食会」開催(豊能町特産品の支援・PR)
  • 祥雲館TOYONO COLLECTION(メインビジュアル制作)
  • 高山右近フェスタ、リーフレット(企画形成・デザイン)
  • 「トヨノノ②」タブロイド紙(企画支援・デザイン)
  • とよのていねい&野菜市CM(企画形成・制作)
  • 天然ヒノキのまな板、棚田米などオリジナル商品開発

④販売事業

豊能町産のこだわり野菜や雑貨などを販売する「とよのていねい雑貨店・野菜市」を毎週開催。
小売店としてだけでなく、住民同士のコミュニケーションの場としての側面と、つくる人・売る人・買う人がつながって、この町の中だけで経済循環を体験できる場として大切にしています。

実績紹介

2016年から始まった「とよのていねい」は、地方自治体や図書館、認定こども園といった公共施設をはじめ、一般企業様、個人様とも連携し協働してまいります。そのほかの取り組みは「おしごと紹介」をご覧ください。

※前身の大学堂株式会社での取り組みも含まれています

地方自治体との連携・協働

2017.09〜トヨノノレポーター企画支援、講師登壇、ウェブサイト作成豊能町
2018.09「豊能町トライアルステイ」のサポート豊能町
2019.03トークイベント「『ローカルの新しい関わり方』とは」登壇豊能町
2019.05志野の里ホームページ作成およびサポート豊能町
2019.12〜「Good_at」事業形成・インタビュー記事作成・ロゴ制作豊能町
2020.01〜豊能町発オーラルケアブランド「すみわたるきれい」、
デザインアドバイスおよびロゴ制作
豊能町
2020.03「トヨノノ②」タブロイド紙の企画形成・デザイン豊能町

図書館・教育機関・福祉施設との連携・協働

2018.10
2018.12
「とよのていねい展─ウェブで伝える豊能の魅力─」展示会、企画形成および開催豊能町立図書館
2019.05「図書館リゾート」イベント、企画形成および実施豊能町立図書館
2019.06「祥雲館TOYONO COLLECTION」企画支援および実施社会福祉法人 豊悠福祉会
2019.08「半畳サイズのマイ図書館」イベント、企画形成および実施豊能町立図書館
2019.10自然活動冊子「ふたば日和」2019年春夏号、企画支援・デザイン認定こども園 豊能町立ふたば園
2019.11「秋の図書館リゾート」イベント企画形成および実施豊能町立図書館
2020.02「BOOK紹介ゴッコ」イベント企画形成および実施豊能町立図書館
2020.03自然活動冊子「ふたば日和」2019年秋冬号、企画支援・デザイン認定こども園 豊能町立ふたば園

一般企業・個人商店との連携・協働

2018.09「豊能町トライアルステイ」のサポートR不動産株式会社
2019.01〜「とよのていねい野菜市」開催大阪・豊能 わだファーム、
豊能町および能勢町農家多数
2019.03〜オリジナル商品「天然ひのきのまな板」ブランディング販売株式会社中製材所
2019.03トークイベント「『ローカルの新しい関わり方』とは」登壇R不動産株式会社
2019.07〜父pedia企画vol.2〜電車博士になろう!イベント企画形成および実施近畿日本鉄道株式会社
2019.09町民発地域通貨「こどもチケット」企画支援・デザインSATORIS(踊るお坊さん|コバケン)
2019.10「のせでんアートライン2019」地域コーディネーター能勢電鉄株式会社、のせでんアートライン妙見の森実行委員会
2020.04〜新型コロナウイルス感染症経済対策とし、野菜市にて弁当およびパンの販売褒美玄米専門店稲妻家、手作りパン屋さん Tartine(たるてぃーぬ)

NPO・ボランティア団体との連携・協働

2018.09
2019.09
「高山右近フェスタ」リーフレットの企画・制作高山右近夫妻顕彰会実行委員会
2018.10赤こんにゃくのレシピ開発特定非営利活動法人(NPO法人)「豊能町ふるさとおこし協議会」
2019.01〜「とよのていねい野菜市」開催特定非営利活動法人(NPO法人)「豊能町ふるさとおこし協議会」
2019.09トヨノノテーブルマルシェ出店トヨノつながるWE!マーケット
2019.09〜「右近アグリパーク」活動サポート、企画支援UKON AGRI PARK / 右近アグリパーク、特定非営利活動法人(NPO法人)「豊能町ふるさとおこし協議会」

MISSION

これからやっていきたいこと

  • まちの方々と一緒に働ける場づくり、ながく続けられる経済循環づくり
  • 豊能一帯の商品がオンライン上でそろう「とよのていねい商店街」実装
  • とよのていねい雑貨店および野菜市の営業日強化
  • 弁当や野菜の配達を兼ねた訪問サービス
  • 機関誌の発行
  • 屋外イベント等の中継ができる「テレビ豊能」ロケ車および機材

地方に可能性はあるのか

「田舎・ローカル VS 都心部・東京」長らく続いたこの図式は、今見直すフェーズに入っているように思います。結果を数字で示すことは大切ですが、数字だけに囚われると、人口の少ない地方はすべて東京から数えて何100番目の町でしか評価されず、近隣との競争で疲弊していくばかりです。

小さな町だからこそ、手の届く範囲だからこそできる、そんな可能性を少しづつ広げていくことが、現状に苦しむ地方の打開策につながると信じています。

都市部を否定しているわけではありません。都市部と連携しながら地方の存在感を強めることで、地方で活躍する企業や人がより輝ける社会になることを目指して活動しています。

私たちが行う活動の数々は、馴染みのない実験的なものばかりですが、きっと豊能以外の地方でも応用可能なモデルケースになるはずです。

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