企業と住民がフラットな目線で地域をより楽しむためのアイデアを出し合う、IDEA OUTPUT [アイデア・アウトプット]。初回は能勢電鉄さん、第二回のゲストにお越しいただいたのは、能勢豊能まちづくりさん。
能勢豊能まちづくりさんはエネルギーの地産地消や地域の交通課題にチャレンジされています。今回のトークテーマは「交通(観光と助け合いシステム)について」。
電気の力を使って、まちの課題を解決!
まずは能勢豊能まちづくりさんからの話題提供からスタート。
もうすぐ電動トゥクトゥクがやってくるという能勢豊能まちづくりさん。
能勢・豊能エリアで地域資源を活用した観光ができないかを検討されています。豊能町では東エリアを中心に、農園体験やジビエ料理を楽しむ観光コースを提案されました。新しい観光の可能性に参加者もワクワクしている様子。「西エリアもぜひ走ってほしい!」と住民目線のリアルな声が聞こえてきました。
また、交通課題といえばバスや電車の路線減少。今後、能勢町、豊能町でも人口減少によりバスがなくなってしまう前に、みんなで助け合うシステムについて考えたいという思いを語っていただきました。
立場の違う異業種メンバーが勢揃い。住民目線のリアルな声で意見交換。
後半は、テーブルごとに意見交換会。参加者は電車好きの大学生、乗馬や山あそびを提供する施設運営者、地域の困りごとを解決しているNPO法人スタッフ、福祉施設スタッフ、会計士さん、大学の教授、町役場の方々など、多様なメンバーで自己紹介からスタート。
皆さんが普段から不安に思っていることや、「能勢豊能まちづくりさんには、こんなことをしてほしい」など、それぞれの思いをまず共有しました。
「高校生になると通学代が負担」
「既存の移動支援サービスは箕面森町にはいけない」
「行政にはできない行政区を越えたサービスは民間ならでは!」
現状の住民が抱えるリアルな課題が続々とあがってきます。
「能勢の秋鹿に続いて、豊能の右近、日本酒を楽しむ観光コースもいれてほしい!」
「トゥクトゥクや自転車、キックスクーターなど車以外が走る特区をつくって安心して運転できる環境づくりが必要」
「新しいことをはじめるには、おばちゃんのクチコミパワーが大事!」
EVトゥクトゥクをはじめるための意見のほか、新しい交通手段として「馬車を活用するのはどう?」といったおもしろい意見も飛び交いました。
まちの未来をみんなで考える
2時間はあっという間に過ぎ、まだまだ話したりない様子。やはり「交通」は生活に密着したテーマ。皆さんの興味関心が大きく、課題もまた大きいことを改めて実感しました。
「わたしたちは電力会社なので、実は交通に関しては初心者なんです。新たな挑戦で、つまずくこともたくさんあるけれど、ぜひ知恵を貸してほしい。皆さんの声をこれからも聞かせてほしいと思っています。」と代表の榎原さん。
今回をきっかけに住民、民間、行政、大学が繋がって少しずつ手を取り合いながら課題の解決に取り組んでいく機会になれば嬉しいです!
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