大阪・関西万博1年前を記念した「EXPO TRAIN 阪急号」が2024年4月13日(土)に開催されました。とよのていねいがEXPO酒場豊能店として企画・運営した、特別展示「まきもどし神社」や「元祖レトロ駅弁〜令和的解釈 復刻版〜」ができるまでのいきさつやバックストーリーをまとめてみました。
隣の車両へハミ出すしかない企画を考える
2024年2月のある日のこと、相談したいことがあると声をかけられた。demo!expoの今村 治世さんと、「ヘンなただいま」の出店の際に、奔走くださった阪急阪神不動産株式会社のあの皆川ゆりさんだった。
2ヶ月後、関西万博開幕1年前を記念し『EXPO TRAIN 阪急号』を特別ルートで走らせるのだという。8車両すべてイベント車両。体験型演劇、マルシェ、パフォーマンスなどがてんこ盛り、過去・現在・未来を楽しむタイムマシンをイメージした「イマーシブ列車」というのが全体の趣旨。
阪急電車としても歴史に残るであろう大イベント、なぜ私なんぞに声がかかったかというと、EXPO酒場の阪急沿線チームとして「特別展示の企画をしてほしい、力を貸してほしい」とのことだった。
「じわっと阪急車両1両分、使っていただいてもいいですし──」
私はそのひとことを聞き逃さなかったし、以降の話がなおざりになるくらいそのひとことがずっと脳内でこだましていた。
皆川さんの言葉をもうすこし正確に書き出すとこう。「1車両の1/3スペース使える想定だけど、企画次第では、隣の車両にじわっとハミ出してもらってもいいんじゃないかなって」
思い起こせばすこし遠慮がちにおっしゃっていた気もするが、聞き逃すわけにはいかない。企画書を見ると、隣車両はほぼ一両空いた状態。じわっとハミ出すしかない。
◆
3月初旬、車両下見会&懇親会。
《うごいてる電車の中でイベント出店》という人生の初体験を控えた、豊中、池田、川西、宝塚、西宮、尼崎の地元マルシェ出店の面々に混じって、阪急電車・平井車庫へ向かった。舞台となる車両を下見するのだ。
まだ何もアイデアが浮かんでないので、無駄にこういうところを測ってみる。みんなはメジャーを持っていこうな!
クリエイティブ海賊たちが鎮座する「企画テーブル」
下見を終えたあと、川西市に移動して懇親会へ向かう一行。
自分語りをすこしだけ。わたしは懇親会・交流会などの社交場がほんとうに苦手で。「じゃ、こっから自由に!交流してください〜☆」と司会者が場を繋いだ瞬間、“はないちもんめ”の結果みたいに酷いことになる3秒後を想像して、ウッてなります。
もはやわたしにとって、デスゲームの冒頭と同義。「この場にいる全員で交流してもらいます」。デスゲームに巻き込まれたキャラたちは、うろたえ、おびえ、叫びますが、交流会が始まった時のわたしも本当は藤原竜也みたいに叫びたい。
そんな私であるけれど、この日会場の中央に鎮座したクリエイティブ海賊たちの「企画テーブル」が人生史に刻まれるくらいめちゃくちゃ楽しかった。
企画テーブルにいたのは「EXPOTRAIN 阪急号」の企画の意義やミッションをとことん考え抜こうとする熱気を帯びた人たち。車両演出担当の儀間 建太さん、体験型演劇の演出・脚本を担当する劇団「ヨーロッパ企画」の左子 光晴さん。言わずもがなであるが、クリエイティブの第一線で活躍される一流の方々ばかりである。
『全体の世界観にあった特別展示を考えてほしい』と頼まれていた使命を果たすべく、海賊たちの「企画テーブル」に入れてもらうことに。特別展示担当のとよのていねい、総合企画演出のdemo!expo、体験型演劇の脚本家左子さんには共通のミッションがあった。
- 阪急電車をまるごと貸し切って、これまでにない『楽しみ方の前例』をつくる
- テーマは過去・現在・未来のタイムトラベル
電車の中で遊べる《非日常》を常識から一歩踏み込んで、とことん楽しんでほしい。そのためには……とクリエイティブ海賊たちは産みの苦しみの真っ最中だった。
エブエブとイマーシブ演劇と「自分おこし」
居酒屋の笑い声や注文の声に混じって、企画のかけらのようなものが飛び交い、万人に通じる共通言語やたとえを探っていく過程でとある映画名が出た、その刹那。そう!そうそう!! と立ち上がり、思わず左子さんに握手を求めてしまった。その部分を残しておきたい。
結局、エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(通称 エブエブ)との設定と一緒なんですよね。マルチバースが舞台の本映画では、バース・ジャンプするためにはフツーでは考えられない『ヘンなこと』をしなくっちゃいけない。ちいさな『ヘンなこと』ことなら小さな変化の世界にしかジャンプできない、思い切って『ヘンなこと』をすることで現状から大きく変わった世界へジャンプできる。
うろ覚えの飲み屋の会話
電車の中では、しずかにするべきだし、飲食は控えたほうがいい。そういう習慣にとらわれない体験を提供できるチャンスなんですよね。
あんたら何がやりたいのかね?
「ヘンなただいま」やら「とよのパビリオン」やら、EXPO酒場を通じて何やりたいの?と聞かれたら、わたしの根っこはここである。万博もまちおこしも、とことんまで個に落とし込んだ「自分おこし」が鍵なんじゃないかと思っていて。ここで指す“自分”というのはわたしであり、あなたであり、だれかである。「自分おこし」に注目すれば最終的にエリアや国なんか関係なくなるんじゃないかなと万博の名を借りて実験をしている。
また“おこし”といっても、別に新しいことに挑戦したり、一番を目指す必要はない。これまでの習慣や今までの自分、一瞬でいいからはみ出して遊んでみてほしい。そのための準備やお膳立てをわたしたちはせっせとやっている。
また「自分おこし」は、みんなと仲良くなりたいのに方法がわからない、口下手な私たちからの遊びのお誘いでもあります。
私たちからの遊びのお誘いの遍歴
また、2025大阪万博の機運を高めるための活動が、地域や業態問わずあちこちで芽吹きはじめたこの頃。demoexpoとEXPO酒場の店長たちは、このムーブメントの先行隊である自負とEXPO酒場メイドの個性とその方向性を考えるべく下記のようなキーワードが飛び交っていた。
- 真面目だけでなくアーティスティックであること、クリエイティブであること。
- おもしろいこと(非効率であること、普段やらないこと)
- 変であること(自分がおもしろいと思えるか、偏愛があるか)
- 考えていること(熟考しているか)
これらも頭の隅におきながら、阪急電車という大舞台、特別展示というチャンス。私たちを信頼しまかせてくれたdemo!expoのみなさん、皆川さんに全身全霊で応えたい───!
こうして「まきもどし神社」の企画はできあがった。
人生の観光地 「まきもどし神社」
EXPOTRAIN阪急号のテーマ「タイムトラベル」に合わせた特別展示ブース。
カセットテープを絵馬に見立てて「巻き戻したいこと」を声で吹き込むポップアップ型のネオ神社を車両内に建立する。「まきもどし神社」には時に関するノスタルジーなミックステープが集まるしかけ。当日は、ふふっと笑える日常のエピソードから、思わず胸に迫る宝物のようなエピソードまで集まった。
まきもどしたいこと、おしえて
祈願された、まきもどしたい言霊は巫女と神主のような者がカセットテープに納めて大切にお預かり。天井からぶら下がったテープは、七夕の短冊のように十人十色の人生と車両を彩る。
ここで企画の裏話をひとつ。エピソードが吹き込まれたカセットテープは、当初「お寺でお焚き上げしようかな」などと話していたのだが、演出担当でありアーティストの儀間さんのアドバイスで、アーカイブとして残す方法に変更。
カセットテープの生産中止や、テープで音楽を聞くのが流行って来てたりで値段が高騰し、希少価値の上がって来てるカセットを使用後何十本も燃やす未来が寂しい!!そもそも処分が寂しいっていうのはCD・レコード・テープなどの音楽メディアには普段から大変お世話になっており、記録し、残すために作られた物なので保管、もしくはタイムカプセルに入れて…とか出来ないかなと思い提案です!
アーティストならではの視点
めちゃくちゃごもっともである。儀間さんは、お子さんの出産が控える中「まきもどし神社」がより良く見えるように献身的に動いてくださった。8号車をほぼ貸切状態、専用ディスプレイ付き、FM802のDJ 土井 コマキさんによる車両アナウンス紹介(2回も)というのは儀間さんと皆川さん、今村さんのご尽力のおかげである。
ホームセンターにある材料で鳥居と神具をつくる
とにかくネットでかき集めた情報で乗り切った。鳥居はボイド管という厚手の紙でできた管を使用。紙なのでノコギリやカッターで女性でも簡単に切ることができる。
制作や買い出しは、町内の頼れる美術班こと染色作家のオオニシカナコちゃん、mushamonちゃんが手伝ってくれた。
カセットテープをモチーフにした三宝、扁額、神楽鈴、大麻(おおぬさ)、メインの鳥居、朝刊で作った烏帽子が揃った。着色は布ガムテープで。ムラにならない・途中でやめれる・乾くのを待たなくていい・光沢が出る、いいことづくめのこの方法は川西を拠点に活動する「こどもオモ部」で教えてもらった工作の知恵。
はたして需要があるのかは不明だが、私たちは「神具ワークショップ」を開くことができる技能も身につけたと言える。
能勢電鉄から吊り下げ芸を伝授
「まきもどし神社」のキービジュアルとも言える、車両天井からカセットテープがずらりと吊り下げられた姿。
能勢電鉄の夏の恒例「風鈴電車」に馴染みがある、のせでんユーザーの私たちにとって、着想に至るにはそう難しい話ではなかった。
電車の天井にどうやって安定させるのか、現状復帰は。こればっかりはネットを探しても載っていないし、乗客が普段の列車に乗り込んで実験してみるにも限界がある。これは唯一無二の有識者に聞くべきだろう、と能勢電鉄の扉を叩いた。
能勢電鉄 総務部 経営企画担当の松尾 良子さんから、二つ返事でOKをいただき、それだけでも大変ありがたいのに「阪急車両じゃないのですが……」と遠慮がちにご提案いただいた機会が写真のこちら。その奥ゆかしさに痺れる。
じゃん!なんと能勢電鉄 平野車庫(しかもイベント時にも立ち入りできないレール)にお招きいただき、のせでん列車を使ってレクチャーをしてもらったのであった。なんという役得だろうか。
これまで風鈴以外にも色々吊り下げてきた、吊り下げ芸なら誰にも負けない!と能勢電さんの御家芸となった「車両吊り下げ技術」を直々に伝承してもらう。細竹を井桁に組んだ什器(ひまわり付き)が風鈴電車のミソ。きっちり縛るのではなく、ゆとりを持たせて車両に什器を縛ることで風鈴が揺れるのだとか、本来は結束バンドは黒色であるべきという世界観のこだわりなどなど、わたしたちが独占するにはもったいないお話ばかり。
「まきもどし神社」最後のカーーッ!はなぜ生まれたか
企画が決まった時から、のどに刺さった小骨のような課題。これだという答えがなかなか見つからずに、私たちは何日にもわたって悶々と議論を重ねていた。
それは前回出店の「ヘンなただいま」の大いなる反省点でもあった、これ。
参加者のオチがわからない時の間伸び感、どうする問題。
ヘンなただいまをしてもらった後、我々スタッフがドアの向こうで「おかえり〜!」とむかえて終了、それだけのコンテンツなのだが。
ヘンなただいまの参加者は照れもあり、恥ずかしいから1発で決めたい人がほとんど。リハーサルなしの1発勝負なので、スタッフが「おかえり〜!」と言って締めるタイミングがいまいちわからないのだ。参加者もスタッフも、お互いが相手の“〆の合図”を待ってる── 意を決してチャレンジした者にとって、まるで悪夢のようなむごい時間帯が存在した。
「声で『人生でまきもどしたい瞬間』を吹き込んでもらう」趣旨のまきもどし神社も、前回と同じような状況になりうることが容易に想像できた。なんとかしないと……
あらかじめ紙に書いてもらう?
神社っぽく、“〜ますように”であったり、パンパンって柏手で締めてもらう?
……うーん、どれもピンとこない。
イベントが2日後に迫る日の朝、天啓のごとく夫にアイデアが降りてきた。
私たちはすべてを解決する「カーーッ!のアレ」をAmazonで衝動買いしていた。
こうして、巻き戻したいことをカセットに吹き込んだ後、参拝者自ら「カーーッ!(正式名:ビブラスラップ)」を鳴らすことで、未練を断つかのようなよくできた仕組みが生まれた。バカバカしさと妙な神事っぽさが同居しており、これ以上の方法はないと思っている。
動画リンクでは、FM802のDJ 土井 コマキさんによる車両アナウンス紹介でカーーッの説明をしている(再生時間2:15らへん)
ちがうちがう、鼻濁音でお願いしたいんです
じつは前回のまちごと万博@なんばでは、皆川さんのほかにももうひとり女神が存在していた。阪急阪神不動産の樋口 賀美さん、その人である。「なんでも手伝うんで言ってください!」と会場設営を前のめりで手伝ってくださり、ヘンなただいまも挑戦してくれていた。
「巫女役になってほしい!」似合いそうだから、という理由だけで賀美さんに頼み込んだら笑顔で快諾してくれた。ええ人……。しかもEXPOTRAIN全体の運営スタッフとしてもお忙しかったのに、その合間を縫って駆けつけ巫女役になってくれた。
「あ、セリフなんですけども『給え』の部分は鼻に抜ける感じで。『まきもどしたm、まきもどし給え〜〜!』って途中で言い直す感じでお願いします」って遠慮もせず言ってみたら、わかりました、と一言。
そして1発目から照れずにやり切る姿がこちらである。カッコ良すぎるだろ。
おにぎりのプロも竹職人も知り合いにいるじゃない!
昭和レトロをイメージした1970車両。昔ながらの移動販売も企画を依頼されていた。
元祖駅弁を大阪・豊能町に縁のある職人が令和的解釈を加えて再現した「元祖レトロ駅弁〜令和的解釈 復刻版〜」がそれである。
日本で最初の駅弁は、ゴマをまぶした握り飯2個とたくあんを竹皮に包んだシンプルなものだった──。その価格は五銭で贅沢品の部類と言える。※当時の一銭は現在の200円相当。
飽食の時代に合わせて、あえて銀シャリではなくミネラル豊富な玄米を専門店「稲妻家」に依頼。1万個以上握り飯を作ってきた料理人のみぞ知る絶妙の塩加減。炊き方を極めた稲妻家の玄米は、本当に玄米?と驚くほど、おこわのようにもっちりとした甘みが特徴だ。
竹皮は、素材の時点で工芸品と言われる京銘竹づくりに情熱を注ぐ「高木銘竹店」の職人が一枚一枚手仕上げ。国産真竹の竹皮は天然の抗菌・調湿作用でご飯を美味しく保つのだとか。竹皮は、包んだまま電子レンジで温めることもでき、洗って日陰で干せば繰り返し使うことができる。
時空を旅する列車のなか、原点回帰の握り飯。
商品パッケージ内キャッチコピー
ひとつ食べれば、十人力。
ふたつ食べれば、百人力。
たくわん食べれば気分爽快。
昭和の広告には「最後まで読んで損した……」「わざわざ印刷しやがって……」みたいなキャッチコピーがままあるのだが、それが再現できて大変満足している。
ことごとくテレビに映してもらえないわたしたち
EXPOTRAIN阪急号は、メディア的にも注目度が高く、当日はテレビカメラをはじめとする取材班も多く出入りしていたのだが、ことごとくどのカメラに映らないように避けられ、存在そのものがなかったことにされているのが、いかにも私らっぽいこぼれエピソードである。
本当にこの日ここにいましたので(ここにいるよ……!)とその軌跡はせめて残しておきたい。
写真撮影:NOSE KNITs(のせニッツ)
大工さんありがとう
未体験ゾーンの車両内神社建立にあたっては、夫とふたりで設営を行った。とにかく経験不足・準備不足が祟る部分が多くて、ほぼ夫婦喧嘩と言えるくらい私たちはピリピリしまくっていたのだが、現場設営のやさしい大工さんたちがそんな私たちを和ませようと、間に入り手伝い、笑顔でたくさん助け舟を出してくださった。やさしい現場の大工さん、気を使わせてごめんなさい。そしてありがとう。
最後に
2024年4月13日のあの日から私たちは問い続けている。
社内でも家庭でも「あれで良かったのか…」「あれは求められていたものなのか…」「私たちは一体何を知りたいのか…」等、ふりかえりと考察が止まらない。
アートでも文化でもない、ナラティブのための装置をつくる
ふりかえるにあたって、イベントで出会ったひとつの忘れ難いエピソードを紹介したい。
◆
EXPOTRAIN阪急号で巫女役が車両を練り歩き、「まきもどし神社」本殿でまきもどし祈願が始まった早々から、ほんのすこし遠巻きにその様子を眺めていた少年がいました。やってみる?と聞くと、ううんと首を振ります。
イベントもそろそろ終わろうかという頃、「決まった」と本殿へ少年が駆け寄ってきました。
── それではまきもどし祈願を始めさせていただきます、準備はよろしいですか?
こくりと頷く少年。
── まきーもど、まきーーもどし給え〜〜!!
「……おじいちゃんと、もっと話したかった!」
少年ははっきりと、ためらいなく祈願しました。
とっても短い言葉に込められた、たくさんの思い出や葛藤。ずっと少年は考えていたんです。
「あの時に戻れたら」という思いは、きっとおじいちゃんにも届いているからね、と伝えずにはいられませんでした。
少年のひとことにたくさんの想いが込められているのでここから先は蛇足なんですけど、あのひとことを言うのに時間がかかったこと、それがとても尊いと思うんです。考えるために時間がかかったのか、それとも最初から思いついていたけれど言うまでに時間がかかったのか、それは少年にしかわからない。どちらにしても、あの時間とあのひとことは少年だけでなく私たちにも、大切な尊い気持ちを思い出させてくれました。
◆
私たちがやっていることはアートでも文化でもない。体験してくれた人がそれぞれに、その人だけの現在進行形の物語を紡ぎ直したり、意義を見つけている。わたしたちはそのためのきっかけやエンパワーメントするための装置を作っているのかもしれない。
「品の良さが誇り(と阪急電車ユーザーは思っています)」の阪急電車であそこまでカオスを許してくれた日、地元民にまかせて開放してくれた日、関係者のみなさんには多大なる感謝を。
私たちとともに当日走りぬけてくれたみさみさちゃん、NOSE KNITsさん、そして相澤由依ちゃん。当日を支えてくれた少数精鋭個性派チーム。 仕事もバラバラ、趣味もバラバラ、性格もバラバラ。共通点は豊能町にゆかりがあるってことくらい。なのに抜群の安心感だった。お気に入りの一枚である。
神主役を務めた夫は「また人生のいいお土産ができた」と言い、その日の晩に、もっと上質な神主の服をAmazonのカートに入れてたので、あぁ2回目があるんだなと予想している。
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