じぶんらしさを発揮させる町の取り組み「トヨノノ応援会」をサポートしました

by yu1

豊能町の資源や人を活かし、支え合い、助けあう、そんなアイデアを応援し、個性豊かな魅力ある豊能町を住民の皆さんと一緒に作りあげていく「トヨノノ応援会」。トヨノノ応援会は、豊能町で暮らす一人ひとりが「自分らしさを発揮させていく」取り組みとして、2020年より豊能町の事業としてスタートしました。わたしたちは、事務局として事業のサポートをさせていただきました。

事業の内容

  • 町民や地域企業の、「町の未来をよくするアイデア」の相談会の実施、伴走支援
  • 専門家のアドバイス、コーディネートの支援
  • 交流会や勉強会の開催
  • トヨノノPORTALでの情報発信

で構成されていて、その中でも私たちは

  1. オープンデー・大交流会
  2. 学び合い勉強会『オンライン配信塾座談会』
  3. ワークショップ形式の勉強会『エコシステムマップを作ろう』
  4. トヨノノレポーターによる情報発信と「応援カタログ」の制作

を担当しました。
「社会性、公益性、共感」をテーマに募集をし、2020年度では22団体、2021年度では4団体と、あわせて26団体が集まり、そのすべてのプロジェクトが町のことを願った素敵なテーマの取り組みばかりです。

1. 支え合いを生み出す『オープンデー・大交流会』

2021年度では、わたしたちは主に交流会や勉強会を担当しました。
交流会は、出入り自由の「オープンデー」と、年度末に一般参加歓迎の大交流会を企画。
「オープンデー」では、事務局スタッフへの相談以外にも、応援団の方も含めた交流が生まれました。
第一回は西地区でわたしたちの事務所で、第二回は東地区の中西商店さんで開催し、「それぞれの活動を聞いてとても刺激になった!」という意見も聞こえてきました。
年度末に開催した大交流会では、それぞれのプロジェクトの進捗発表会やこれからわたしたちが町の未来のためにできることを考えるテーブルトークを実施。
皆さんそれぞれの持ち味を生かしながら、「一緒に町で何かできないか」「それならこんなことが協力できるよ」など交流会の回を重ねるごとにプロジェクトの枠を超えた繋がりや新しいプロジェクトが生まれていく様子が印象的でした。そんな瞬間に立ち会えることが何よりも嬉しく、事務局の醍醐味だと感じます。

1回目のオープンデーはわたしたちの事務所で行いました。ときわ台駅前商店街に明るい声が響き渡りました。
中西商店さんにて開催した第2回目のオープンデー。熱気がすごかった!
テーブルトークではたくさんの意見が飛び交いました。

2. それぞれのスキルを生かした学び合い勉強会『オンライン配信塾座談会』

コロナ渦でオンライン配信の需要が高まり、ZOOMについては使ったことのある人が増えてきたことから、既にオンライン配信を経験したプロジェクトの方から経験談や失敗体験を交えて、座談会形式で学びあう会を企画。
社会福祉法人豊悠福祉会 祥雲館さんの全面的なご協力でオンラインとリアルで同時開催をしました。
それぞれの失敗談や、困りごとを話ながら、「こんなときはこうしたらいいかも?」「こんな機材がおすすめ」と意見が飛び交いながら学びを深める時間となりました。イベント終了後の、アフタートークも盛り上がり、参加者からの質問にレクチャーする様子も。「早速やってみよう!」と意気込む姿も見えましたよ。
コロナ渦でオンラインの需要はますます広がっていますが、「リアルが難しいからオンラインにしなくてはいけない」ではなく「オンラインだからできること」をみんなで考える機会となり、既に一歩を踏み出している方にとっても新たな発見の場となりました。
経験談を語っていただいた祥雲館さん、夢工房 PEACE*HARPさん、3DCGプロジェクトの宇都宮さん、事務局の牛飼さんありがとうございました!

一歩進んでいるプロジェクトから学び合います

3. みんなで学ぶワークショップ形式の勉強会『エコシステムマップを作ろう』

イノベーションを育むエコシステムの創出にも取り組まれている業務設計士の佐近朱美さまを講師に迎え、ワークショップ形式の勉強会を開催しました。「エコシステムマップ」とは、スキルや関係性など様々なものをわかりやすく可視化してくれるというツールです。
今後、プロジェクトを自走化していく場合、自分自身や事業の棚卸しをできる力が求められます。また、定期的に活動の棚卸しをすることで活動を見つめ直すことができることから、すべてのプロジェクトにとっても必要になってくるスキルです。
勉強会では、お互いのエコシステムマップを発表し、10プロジェクト、総勢17名のエコシステムマップは多種多様。今まで知っているようで知らなかった自分や仲間を発見でき、プロジェクトの枠を超えた交流が深まりました。参加者からは「名刺にも活用したい」「自分の団体やプロジェクトの仲間とやってみたい」という意欲的な言葉も頂きました。

エコシステムマップを作成し、発表しあう各プロジェクトの皆さん。

4. 町公認ライター|トヨノノレポーターによる取材で顔が見える「応援カタログ」の制作

「トヨノノ応援会」では、応援している全てのプロジェクトにいろいろな応援が生まれることを願って「応援カタログ」を制作しました。豊能町の魅力を発信する町公認ライター「トヨノノレポーター」に各プロジェクトを取材いただき、町民目線で「このプロジェクトを応援したい」という熱い思いが綴られました。取材内容やプロジェクトの概要をまとめた「応援カタログ」は、2020年度はタブロイド誌に、2021年度は町の広報誌へ掲載されました。

「トヨノノ応援会」は町の事業としては2021年度をもって幕を閉じましたが、現在、町民主体でこの取り組みを生かした活動を継続しようと動きが始まっています!わたしたちも皆さんと一緒にこれからの町の未来を創っていくことが楽しみです。続々とキーマンが集まってきている豊能町。今後の動きもぜひご期待ください。

※今までの「トヨノノ応援会」の動きはこちらからご覧になれます。
トヨノノ応援会Facebookページ

主催|豊能町
企画/運営|前田展広事務所
事務局|前田展広・牛飼勇太・一般社団法人とよのていねい
広告デザイン|一般社団法人とよのていねい

1 コメント

理学療法士として、あなたの「やりたい!」をサポート。町に活気を生み出す「Re:LiFe+」浅野博史さん | とよのていねい 2024年1月9日 - 3:51 PM

[…] んの人に知ってもらうことが大事だと思っています。2022年に参加した豊能町の事業「トヨノノ応援会」の交流会(現在は地域団体「とよのわ」)をきっかけに、町で活躍しているプレー […]

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