スマートシティ・お守り袋ワークショップ

by 頼子 2022年4月17日

スマートシティについて……2021年、総務省の「データ連携促進型スマートシティ推進事業」、国土交通省の「スマートシティモデルプロジェクト」のモデル地区として豊能町が採択されました。 それに伴い、一般社団法人コンパクトスマートシティプラットフォーム協議会(以下、CSPFC)が中心となって、大阪府の事業として豊能町のスマートシティ化に取り組んでいます。

一社とよのていねいでは、実証実験であるICタグ「ミマモルメ」の町民配布と浸透の協力を行いました。参画企業のNECネッツエスアイ株式会社・ミマモルメ株式会社へのヒアリングを通し、ワークショップを提案・プレイベントを開催しました。

大切な人に「ミマモルメ」を肌身離さず持ち歩いてもらうための仕掛け

昔からその地に根ざした氏神様や鎮守神の力を借りながら、スマートシティ化で始まる「ミマモルメ」を温かくつなぎ、その町で活用してもらうためのワークショップ。

「ミマモルメ」がすっぽり収まる、オリジナルお守り袋をつくります。形と生地を選び、手作りのお守り袋を制作。針を使わないので、小さなお子さんと一緒に楽しむこともできます。最後には、お名前スタンプ(予定)を押し、簡易的な迷子札としての役割も果たします。

ICタグ「ミマモルメ」
(約10円玉サイズ)

さらに「ミマモルメ」を、昔から「妙見さん」として親しまれ、豊能町を見守るかようにそびえ立つ日蓮宗霊場 能勢妙見山にてご祈祷いただきます。テクノロジーの力に、日本人が古くから親しんでいる祈念の力をプラスした「ミマモルメ」でさらに御加護がありますように。
大切なあの人へのお守りとして、思いを込めて作るワークショップです。

所要時間:30分〜1時間程度
対象年齢:小学生低学年〜大人まで

企画の背景

  • GPSのように「監視する」というものとは違い、本人を信じてそっと見守っているという「ミマモルメ」の性質は、日本古来の《お守り》の世界観に近いという着眼点。
  • きちんと肌身離さずつけてくれるだろうか、という心配や懸念点も、日本人に親しみのある「お守り化」させることで、外出時には常に持ち歩いてもらうものとして違和感を感じず受け入れやすいのではないかというねらい。
  • その他のメリット①大好きな孫が手作りしたお守りなら、祖父母も大事に付けてくれるかもしれない
  • その他のメリット②自分で作ったお守り、自分の名前が書かれたお守りなら愛着が沸いて大事にしてくれるかもしれない

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