うちのむすめ(6歳)、ただいま落語にハマっております。
きっかけはこちらの本「心をそだてる はじめての落語101」
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寿限無(じゅげむ)、時そば、まんじゅうこわい、ちりとてちん……おなじみのお噺をはじめ、幽霊や妖怪、しゃべる動物、おしりにおなら。子どもが喜びそうな古典落語がぎっしりの101席。ちょっとした百科事典くらいある大ボリュームの本です。挿絵も複数のイラストレーターさんによって様々なタッチで描かれており、飽きさせません。
ただひとつ注意点がありまして、ほかの一般的な絵本と大きく違うのは、読み手となるおとなの技量が試されるわけでございます。しどろもどろだとどうにもかっこ悪い。ちょいとひとつ、あたいも江戸っ子になった気分でやらせていただこうかね。
とまぁこんなふうに親が率先して面白がると、子どもも乗り気になってくれるものでして。
YouTubeでこども落語を漁るむすめを傍目に、いつか生の落語を聞かせてやりたいなぁ、なんて思っていたんです。
初心者でも気軽に行ける寄席や落語会をいくつか調べてみたものの、だいたいが未就学児はNG。やっぱりかー……とあきらめムードだったところに、あったんです!未就学の子どもも受け入れてくれる落語会が。
それがこちら「二升五合 春夏冬亭 (ますますはんじょう あきないてい) 」!
しかもね、ここ豊能町の吉川自治会館なんです。わが家から10分で行ける距離!
電話で未就学児であること(しかも赤ちゃんも背負ってる)を相談したところ、快くOKいただき、当日も大歓迎していただきました。
親も子どもも気を遣わないようにと、気楽な最後列に特等席を設けていただいて。
この日は3名の噺家さんが登場。
アマチュアとお聞きしていたのですが、立派な高座に素敵な着物、生演奏のお囃子で観覧する落語はとっても本格的!
トコトントンと太鼓に三味線、コンチキチン♪ いつもの自治会館は一気に演芸場ムードに。
6歳の彼女たちにはまだすこし難しい場面や時代の描写もありましたが「長屋というのはね…」なんて言いながら、言葉や習慣を知るいいきっかけになりました。
たっぷり落語を堪能した後はお弁当タイム!
幕の内弁当がさらに気分を盛り上げてくれます。
通常は一人ひとつお弁当の注文が必須なところ、こちらも春夏冬亭さんのご厚意で、親子でひとつのお弁当をシェアさせていただきました。
また、せっかくの演目中、おぶっていた赤ちゃんが泣き出してしまい、途中何度か席を立ったのですが、その間も椅子を持ってきてくださったり、寒いからどうぞ中に入りなさい、とみなさんにお声がけいただいたり。
子どもに色々体験させてやりたくても乳幼児連れだとなにかと気を遣う事が多い中、様々なご配慮はもちろん暖かく歓迎されていることが本当にありがたかったです。
自宅からふらりと行ける距離でさくっとランチ寄席。
真冬のおでかけはマンネリになりがちですが、いつもと違った素敵な休日を楽しむことができました。
次回は2018年3月4日(日)!
さて今回ご紹介した「二升五合 春夏冬亭(ますますはんじょう あきないてい)」。春の会のお知らせです。
とき:3月4日(日曜日)12時から14時
場所:吉川自治会館(妙見口駅から徒歩1分)
木戸銭(お弁当代):1200円 ※要予約
予約しめきり:3月2日(金)まで
- お弁当シェアは小学校低学年以下の親子限定(親子で1200円)
- お弁当シェアのお子様はマイ箸をご持参ください
- お子様大歓迎!とのことです
ご予約とお問合せは下記連絡先まで
ほり:090ー4307ー2567/小林:090ー1074ー4198