町内はもとより、町外からも注目度の高いトヨノノレポーター講座(おかげさまで当サイトもこの講座の記事でもちきりでございます!)、いよいよ大詰めの第7回目を迎えました。
「あれ?第6回目のレポートは?」と思ったあなた。鋭い!!!トヨノノレポーターファン&とよのていねいファンですね!
そうなんです。第6回目のときのレポート記事を飛ばしております。なぜかって?それを今から説明いたします。
第6回目はチームごとに取材しに行ってきたよ!
第4回目あたりで、それぞれテーマを分けてチームビルディングを行ったので、第6回目のときは取材に行ってきました!私の班は歴史をテーマにしていましたので、町内にある歴史的な街道、長尾街道の常夜灯について取材を行い、午後から記事の作成を行いました。「長尾街道って何?そんな歴史的街道が町内にあるの、初めて知ったよ。そのことをレポートにすればどう?」と思うかもしれません。ですが取材そのもののレポートは今後トヨノノレポーターの活動で行っていきますので今は伏せておきます。そして、どうしても班ごとの行動になりますので、自分の班についてのレポートを書いて終わりになってしまうので、第6回目のレポートはアップしていなかったんです。
そのかわり、作成した記事はどの班のレポートも力作揃いとなっています。今後、トヨノノレポーターの活動を通してこれらは公開されますのでお楽しみに!
というわけで第7回目の講座
もしかしたら毎回言ってるかもしれませんが、伝えずにはいられない……声を大にして言わせてください。
「こんな素晴らしい講座、本当に無料で受講できていいの?」
無料無料ってお金のことばかり、いやしいかもしれませんが聞いてください。私も自分の仕事についての技術勉強会を無償で積極的に開催していましたので講習会のレベルを維持する大変さがわかるのですが、断言できます。豊能町すごすぎる。
すべての講座がレベルの高いものでしたが、第7回目の講座も学びが多すぎて嬉しさが止まりませんでした。
講師はLmaga.jpの編集長、金馬様でして、関西人ならおそらく誰もが知っているであろうLマガジンやMeetsなどの雑誌も手がけてらっしゃる方です。最近ではLマガジンは雑誌そのものは休刊扱いになっているのですが、Lmaga.jpというウェブマガジンを運営していらっしゃいます。
Lmaga.jp | 関西を遊ぶニュースサイト
長年、関西をプロモーションしてきたLマガジンだけに、サイトが素晴らしい……。こんな素敵なサイトに少しでも近づけるように、うちのサイトも精進せねば!
我々トヨノノレポーターの作成した記事にバリッバリのプロの目線でさまざまな講評をいただきました!
「具体的にどんな内容の講評をいただいたの?」という問いに対しては後から少し書きますが、これは実際に自分たちで記事を作って金馬さんに見ていただいて、そして講評を得た我々でないとひびいてこないだろうな〜、この記事の読者にちゃんと感動が伝わるかな〜という貴重な体験。いやはや。本当にありがとうございました。
私、こんな感じで講評いただいた箇所をしっかりメモってたんですが、その中でも特に印象深かった点をいくつか紹介いたします。
- 配置について、特に情報と情報の距離について教えていただいた
- これものすごく重要なんですが、人間は情報と情報の距離によって関連性の薄さや濃さを判断するんです。だから関連性のある情報はなるべく見た目的な距離を開けないことがセオリーなのですが、そこのご指摘について、さすが雑誌のレイアウトなども神経を配られる職業であるだけに何度もご指導いただきました。
- 小見出しの付け方について、「当たり前なことは書かない」
- わりとさらっと、「当たり前〜」な感じで教えていただいてたので聞いてるほうも流して聞いてた方多いと思うんですが、個人的にはすごい重要な情報なので衝撃を受けました。
我々だと例えばインタビュー記事を書いたとして小見出しを「帰宅時間について」「仕事のつらいところ」「うれしいところ」というふうにつけがちです。
ところが、そういう当たり前なことをわざわざ小見出しにするくらいだったら、印象的なセリフを小見出しに用いた方がいい、というようなご指導でした。
「毎日5時には帰ります」「5年やっても下っ端働きのときには、辞めようと思いました」「お客様にまた来るねと言われたときです」こんな感じで小見出しをつけていくんですね。うーん、雑誌っぽい!!かっこいい!
- わりとさらっと、「当たり前〜」な感じで教えていただいてたので聞いてるほうも流して聞いてた方多いと思うんですが、個人的にはすごい重要な情報なので衝撃を受けました。
- 「みんな知ってること」のほうがよく読まれる
- これも意識しないとなかなかたどり着かない答えなのですが、我々素人が記事を作ろうと思ったとき、「みんなが知らないことを『これ知ってる?』っていうトーンで紹介しやすい」んです。
ですが、誰も知らないことは誰も話題にしにくいんです。話題になろうと思ったら「誰もが知ってること」のほうがよかったりします。もちろん、「誰も知らないこと」を掘り起こして伝えていくことも重要なんですがあまりそこにとらわれすぎず、もっと身近なことを話題にしたほうがいいかもというヒントをいただきました。
例えば、「高山右近の謎にせまる!当時のキリシタンについて検証」という記事よりは「良妻賢母の志野さん、高山右近を生涯支えた夫婦愛」のほうが話題がぐっと身近ですし誰もが話題にしやすいですね。
こういうヒントは実際に第一線で活躍されていらっしゃる金馬様のような方からしか出てこないものなので、とても貴重なアドバイスをいただいてうれしかったです。
- これも意識しないとなかなかたどり着かない答えなのですが、我々素人が記事を作ろうと思ったとき、「みんなが知らないことを『これ知ってる?』っていうトーンで紹介しやすい」んです。
いよいよ次回は最後の講座になります
長かったトヨノノレポーター講座、いよいよ次回で講座の方は終了となります。次回第8回目はついにわたくしが講師として壇上に立ちます!内容としましては、記事のアップの仕方などオペレーションについてが多いので学びですとか発見といった面白さは少ないと思いますが、レポーター講座受講者みなさんのお役に立てるよう、精一杯がんばりますんでよろしくお願いします!!
豊能町ブランドメッセージも決定いたしました!
そうそう、豊能町のブランドメッセージがついに決定しました!
トヨノノレポーターも第2回で候補作成を行っていますし、選定委員としてもボディコピーとしても講師の甲斐健さんに携わっていただきました。
詳しくは豊能町のサイトをご覧ください。
豊能町の『ブランドメッセージ』が決定 | 豊能町公式ホームページ
「曲がりくねって、ただいま。」
私も2016年度の豊能町魅力発掘隊に参加する形で、末席かつ微力ながら2年も豊能町のブランディング作りの応援をさせていただいている身としまして、いいものができたと感慨深いものがあります。
我々が若い頃はまだ物質至上主義な考え方が強い時代で、人員も物量も圧倒的に多かった都会が情報を発信して田舎が遅れてそれを真似していましたが、今や情報発信は田舎から行われて、アーバングランピングなどのように都会がわざわざ田舎の真似をする時代。都会と田舎を必要以上に対比する意図はありませんが、田舎からの発信が面白い時代になってきたのもまた事実です。豊能町が情報発信をしていくなかでこのコピーをしっかりと乗せることでいろんな方の心のホームグラウンドとなればいいですね。