いつもの道をアートな視点で見てみたら。《のせでんアートライン2017》

by 頼子

能勢電鉄の沿線・その周辺各地で行われるアートフェス「のせでんアートライン2017 里山の学校芸術祭」。7/29、30は黒川+吉川エリアということで、私たちも行ってまいりました!

のせでんアートラインは、工作・音楽・食育などなどたくさんの魅力的なワークショップが目白押し。参加したいワークショップが見つかったら前日までにwebサイトで予約をしておく、というシステムです。

当日は気持ちの良い快晴!能勢電終点「妙見口」駅から会場へと向かいます。

私たちが参加したのはこちら。
写真家 澤田知子さんによるワークショップ「顔を探そう」。

会場は町営住宅跡地。花折街道をまっすぐ進んで吉川八幡神社へ向かう途中にある原っぱです。今までただの空き地と思って通り過ぎていたここ、町営住宅の跡地だったんですね……。

会場には、真夏ということもあり熱中症対策も兼ねた大きなやぐらが設営されていました。

そのやぐらの下で、澤田さんによるワークショップの説明に耳を傾けます。頭上では約10台の扇風機がブオンブオン回って冷気をお届け。

参加者は家族づれの他、小学生の団体、カップルなど。子どもたちも積極的に質問していい感じです。

今回のワークショップは、

葉っぱの模様や山の形、木目など、なんだか顔に見えてしまうものを自然の中から探し撮影。撮影者のキャラクター性に迫るワークショップです。(公式サイトより引用)

というもの。

お手本や作例を先に見てしまうとどうしてもそれに引っ張られてしまう、ということで、ノーヒントで早速撮影会が始まりました。参加者はそれぞれカメラ、スマホを構えてあたりをキョロキョロと散策します。ちなみにカメラを持ってない人には、額縁型のカードが配られ、フレーミングだけでも体験することができるよう配慮されていました。

撮影タイム

ここからは私が見つけた「顔」写真を添えてご紹介します。
写真を見ただけで、撮ったポイントがわかるあなたはかなりの吉川フリーク。

 

各自撮影しながら初谷方面へとぶらぶらと歩きます。

いま思えば20人くらいの団体(しかも属性バラバラ)が頭上をみたり足元をみたり何もないところを指差しながらきゃっきゃと喜ぶ姿は異様だったかもしれません(笑)

 

最終目的地は、古民家を利用した「はったにステーション」。ここがもう素敵すぎて。
正直結構ヘロヘロだったのですが(ここに入っていいんですか?!)というだけでテンションが上がりました。

ただいまーと思わず口走りたくなる、この玄関。そばには軽トラ、足元は砂利、完璧。

なんだか田舎のおばあちゃんちに来たようでやけに落ち着くわー。暑ささえも懐かしい。

 

さてさてそうこうしていると発表会が始まりました。ここで初めて澤田さんによる「顔」の作例を見せてもらいます。
夏、ということでちょっと怖い「顔」だそうです。

参加者はそれぞれ5枚づつベストショットを紹介。

 

作者の目線で見つけられたひとつの「顔」が、「あ、ここにも顔!」「こっちはニワトリ!」と澤田さんやほかの参加者から次々に発見された途端、複数の「顔」になってゆくのが印象的でした。

あとがき

アートと聞くと高尚なイメージといいますか、なんとなく身構えてしまうものですが、今回のワークショップは日常の中からアートを見つけ出してみようという、初心者にも優しくとっつきやすい趣旨。

「アートはべつに特別なものではなく、日常の平行線、遊びの平行線に存在するもの」ということを子どもに実体験させてあげられるいい機会になりました。

また今回歩いたルートは地元民にとってはどこも見慣れた道。普段は歩きで20分くらいの距離ですが、視点を変えただけで2時間の体験へと変わったのも新鮮でした。

 

あと夏休み中のお母さんとしては、何がうれしいかってお金をほとんどかけず教育も兼ねた充実の一日にできたこと!今回のアートライン以来「あ、ここにも顔!」が口癖になっているむすめを見て、満足げに頷く私たち夫婦なのでした。

 

最後に、夫とむすめが撮った「顔」作品をご紹介して終わりたいと思います。

夫の作品

むすめ(6さい)の作品

これらの作品はすべてむすめが自分でカメラを構えて撮ったものです。わりとちゃんと撮れてておどろき。

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