豊能町事業|町の魅力を住民目線で発信「トヨノノレポーター」運営支援

by yu1

豊能町のシティープロモーションの一環として、豊能町のさまざまな魅力を発見・取材するライター「トヨノノレポーター」が2017年より始動しています。その育成事業として、全8回にわたって企画・編集・取材・写真撮影と多岐にわたってイチから学べる講座(無料)が、2017年と2019年に開講されました。わたしたちもトヨノノレポーターのメンバーでありながら、講師としても登壇させていただき、ライティングのコツや、ミニ発信講座などを担当しました。
2018年より「トヨノノPORTAL」が開設され、町内外・多世代のライターさんが多種多様な記事をアップされています!

2021年度からは、わたしたちが運営支援も担当することになりました。

  • 定例会
  • レポーター同士の学び合い勉強会
  • 講師による勉強会
  • 依頼記事のサポート

を主に行いました。

レポーターの声から生まれた定例会

トヨノノレポーターより「定期的に活動のふりかえりやメンバーと会う機会が欲しい」という声があり、定例会を開催することになりました。

1回目の定例会では、新体制による顔合わせということで一人一人ゆっくり自己紹介し、どんなことをやりたいかヒアリングをしました。コロナ渦でなかなか交流ができていなかったこともあり、定例会の後には一期生と二期生の活発な交流が行われました。

一人一人の想いと向き合います

1回目の今後やりたいことをヒアリングする中で、「ポータルサイト以外に気軽に発信できるツールが欲しい」という声があったことから、2回目の定例会では、レポーター有志によるInstagramの運用をスタートしました。個人のアカウントからも「♯トヨノノレポーター」の投稿が3000以上と盛り上がっています。

1回目のヒアリングからどのような形にしていくか対話を重ねました

トヨノノレポーター同士による学び合い勉強会

多世代であることを活かし、レポーター同士の知識共有を行い、レポーターの発信意欲や頻度を高めることを目的とした学び合いの勉強会を3回開催しました。


それぞれ記事を書く「もくもく会」

一人ではなかなか更新する時間をとれない方や、操作がわからずに投稿できない方のために仲間と一緒に発信する場を持つために開催しました。一期生メンバーの久しぶりの参加や記事投稿があったり、二期生メンバーで投稿したことがなかった方も実際にパソコンでレクチャーすることで初投稿へと繋がりました。

投稿の仕方を教え合う様子

レポーターから学ぶ豊能町講座(歴史・自然編)

レポーターの方より、「歴史の知識をみんなに共有したい」という一言から、自然に詳しいレポーターの方にも協力を求めて『豊能町講座(歴史・自然編)』が実現しました。資料は配布の他、映像資料や部数の少ない資料に関してはレンタルを行い、この講座をきっかけにレポーター有志の企画により後日紅葉ツアーが実施されました。

活発な質疑応答が行われました

ポータルサイトの実績値から編集会議をしよう!

今までのポータルサイトの閲覧数を振り返り、どんな記事が読まれるか意見交換をする場として編集会議を開催しました。通年おでかけ記事が人気を集める中、冬はおでかけ記事が難しいことから、どんな視点の記事が喜ばれるのか、それぞれの視点でテーマを出し合いました。

豊能町ならではの冬の魅力がたくさん再発見できました

講師による勉強会「編集力を身につけよう」

昨年度はインタビュー講座を開催しており、実際にその後有償記事としてインタビューから執筆まで経験。その中で「どれも必要な情報に思えてしまい記事に書く内容の取捨選択が難しかった」と言う意見があったことから、今回は記事を執筆する上で、必要な情報・一番伝えたい情報は何かを考える「編集」について学ぶ勉強会を企画しました。

講師は「京都くらしの編集室」の江角悠子さん。京都在住でエッセイスト・ライター、ライティング講師として活動され、同志社女子大学で非常勤講師として編集技術を教える他、2020年からはライターを目指す人を応援するべく「書くを仕事に!京都ライター塾」をスタートされています。

当日は「ターゲットに効果的に伝えられる書き方とは」という視点で4つのポイントを教えていただきました。最後は文章の型にあてはめながら、実際に300字程度の原稿を書くワークをしました。
受講したレポーターからは、「執筆へのハードルが下がるコツを知ることができた。」「外部依頼の記事に活かすことができた」など学び多い勉強会となりました。

ワークに悩んでいると、丁寧にアドバイスをいただきました

依頼記事のサポート

普段はレポーターそれぞれの視点で、自由なテーマで執筆を行なっておりますが、依頼記事があった場合は事務局が依頼者とのやりとりの間に立ってサポートしています。
2021年度では「のせでんアートライン2021」のレポート記事や、町の事業「トヨノノ応援会」のプロジェクト紹介記事の依頼がありました。「トヨノノ応援会」の紹介記事では、プロライターによる添削や校正も行われ、ライティング力の向上に繋がりました。
過去にも「のせでんアートライン2019」の記事をレポーター有志のメンバーが担当しており、2019年、2021年ともに住民目線の温かみのあるレポートがたくさん生まれました。

「トヨノノ応援会」の依頼記事はポータルサイトで閲覧できます
  • のせでんアートライン2021の担当記事はこちら(「イベントレポート」を担当)
  • トヨノノ応援会担当記事はこちら
  • のせでんアートライン2019の担当記事まとめ(前編後編

今年度の予定

レポーターより「図書館で展示をしたい」という声があったことから図書館での展示を予定しています。ポータルサイト以外の発信方法として、今年度はリアルな発信の場作りに発展していく予定です。
これからのレポーターの活動にもぜひご注目ください!

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わたしたちについて

「都会の贅沢もいいけれど、せっかく豊能で暮らすなら心満たされる本当の贅沢を」ローカルWEBマガジンやイベントの運営、暮らし方の提案を通じて「豊能町っていいな」と町外はもちろん、町内の方々にも再認識してもらえたら、と活動中です。

 

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