米袋、捨てるのもったいない……
お米を米びつに移し替えたあと、空になった米袋をじっと見つめてつぶやくひとこと。
やぶろうとしてもびくともしないほど頑丈で、よく見たらちょっとおしゃれな気もする。だけど結局いい使い道が思いつかず、ちょっぴりセンチメンタルになりながらゴミ箱へ送り出すわたし。共感してくれる人、いますか?
そんな日常を繰り返していたある日、とよのていねいで「米袋バッグ」を作って商品化してみよう♪というワクワクしちゃう企画があがりました!
農家さんから米袋がどっさり。
個人宅ではなかなか集まらない米袋ですが、そこはとよのていねい。日頃から野菜市でお世話になっている農家さんがどっさりと提供してくださいました!(ありがたいーーー!!)
試作第1号♪
まずはザクザクと見よう見まねで縫ってみました。あ、もうこれだけでかわいい。とっても頑丈で、重たいものでもどんと来い!これは使い勝手が良さそうです。そしてシワの風合いが味わい深くていいんです。
試作品を店頭に飾っていたら「これ米袋?面白いね!」とたくさんの方が声をかけてくれました。注目度が高いこともわかり、その後もみんなでああでもない、こうでもないと試作をくり返し、少しずつ前進!
案外こだわってます。
米袋だけど、普段使いできるくらいの小洒落たバッグにしたい。あわよくば、使い心地にもこだわりたい。試作するうちにどんどんと向上心という欲が出てきました。この場でちょっと説明させてください。
こだわりポイント①:持ち味バツグン!綿ロープの取手と上品な真鍮のハトメ。
まず取手。「ちょっと一回持ってみて?」と言いたくなるような、やわらかな触り心地の綿ロープを使っています。なんだろな……持つだけで癒される感じ?重たいものを入れて肩にかけても全然痛くない。
そして、その取手を通すハトメには真鍮を採用。ゴールドの輝きがキラッとワンポイントになるデザインになっています。使いこめばさらにいい色になるはず!
こだわりポイント②:なが〜〜い取手。
キャベツ、大根、ねぎ…大きなお野菜でも安心の安定感。これなら子どもたちと公園遊びに出かける時も、ボール、縄跳び、フリスビー、レジャーシートなど、余裕で入ります。
しっかり肩にかけられたら、倍の距離は歩ける気がしますよね(笑)
こだわりポイント③:豊富なサイズ展開!
マルシェバッグとして最適の横長のマチありタイプのバッグのほか、バケツ型タイプや、お弁当を入れるのにちょうど良さそうな小さめタイプがあります。
ランドセルリメイクのruralさんとのコラボが実現!
こだわりはまだまだ続きます。
- 「とよのていねい」と言えば、あのロゴが欲しい。
- 革製のとよのていねいタグがぶら下がっていたら、かわいいかも……。
そんな新たな願望を叶えるべく、私たちが相談した先は、豊能町でランドセルリメイクをされている 「rural(ルーラル)」さん。
使わなくなったランドセルをリメイクし、長く大切に使い続けられるよう命を吹き込むruralさんと、使い捨て状態の米袋に注目し再び新たな姿を生み出そうとしている私たち。使わなくなったものを活かす「アップサイクルなものづくり理念」で共通点を感じて、これはぜひ相談させていただきたい!そう思ったのでした。
快く迎え入れてくれたruralの代表 平田さんに、ランドセルの端材でどんなものができるか相談してみました。すると奥の工房に向かい、おもむろに作業を始められた平田さん。
プロの職人技で、あっという間に試作が完成。めちゃくちゃいい感じ♡
これを、ランドセルの端材で作っていただけることになりました!!ランドセルならではのカラーリングになりそうで楽しみですー♪
とても素敵なタグが届きました!
ruralさんの工房にお邪魔してから数日後、完成したたくさんのタグが届きました。じゃ〜ん!!
早速、米袋バッグに付けてみました。
ruralさんとのコラボタグがプラスされ、高級感すら感じられる、さらにオシャレなバッグになりました♪
丈夫で軽い上質素材でありながら捨てられる運命だった米袋が、お買い物・アウトドア、インテリアとしても使えるバッグとして生まれ変わりました!
近日発売予定!
というわけで、ただ今絶賛制作中の「米袋バッグ」。完成次第、とよのていねい野菜市店頭にて販売予定です♪
皆さんぜひ、お立ち寄りの際はお手にとって見てみてくださいね!(取手、持ってみてほしい…♡笑)