トヨノノレポーター2回めの講座もすごい楽しかった

by 正宗3 2017年10月16日

今回は最初から机ごとに島になっていて、班ごとという形で進めることになっていました。2回めということもあり、前回よりもさらに和気あいあいとした様子。おおむね、女性のほうがこういったときにコミュニケーションを楽しむ傾向にあり、いっぽう男性は私を含めまだ堅い感じもありますが、それらを全部ひっくるめてものすごく良い雰囲気で参加できたと思いました。
積極的にコミュニケーションとってくださる方はそれはそれでチームワークがとれてとても頼もしいと感じますし、コミュニケーション苦手な方でも逆説的になりますがそういう苦手な場所に来てでもレポーターとして町の魅力を発信していきたいという意思を感じてやはり頼もしく思えます。結果として「全体としてこうでなければならない」という窮屈な縛りを感じることなく、個性あふれるメンバーがこうやって集まることを、2回めにして早くもとても楽しみにしています。

レポーターたちから集まった写真。めちゃすごい。この展覧だけで何時間でも見ていられる。

子連れ参加OKのうれしさ

参加者みなさんの、とても寛大な配慮のおかげで赤ちゃんや小さいこどもを連れての参加ができることも、とてもうれしいポイントです。泣き声とかうるさかったり、大事なお話が聞こえにくかったりといろいろとあると思いますが、私も少しでもご迷惑にならないように気をつけるつもりですが、それ以上に皆さんからの寛容なご理解に本当に感謝しています。主催こそ行政ですがどちらかというと草の根町民活動の性質が大きいこのような場で、子育て世代が参加しやすい土壌があることそのものが、この町の誇れるポイントのひとつだと感じています。
この件に関しては本当に感謝しきりなのですが、あまり恐縮しまくってもほかの子育ての方にまで遠慮が伝播してしまってもいけないと思うのでできるだけ遠慮なくご厚意に甘えてる現状です。いやほんと居心地がいいです。今回はなんとキッズスペースまで用意してくださいました。

イヤッホゥ!ご厚意に甘えて遠慮なく子供たちを遊ばせるぞ!

「今にみておれ」のタグラインに人気が集まる

話が少し飛びますが、レポーターみんなでかんがえたタグライン(キャッチコピーのようなもの。正確にはキャッチコピーは別にあるので、タグラインはキャッチコピーとは違うものだけど、この話の流れではキャッチコピーのようなものという認識で読んで間違いではないです)を壁に並べて貼り付けて、みんなで見ていたんですが「今にみておれ」というタグラインに人気が集まってました(笑い)。これはもう、ほとんどのレポーターの気持ちを一言で表してますね(笑い)。まあ、こういうのをきれいなオブラートに包むのも、レポーターの仕事なので(とよのていねい調べ。あくまで個人の感想です)、この想いがどういう形になって表れるのか、今後に期待です。
レポーターに参加した人は、それぞれ様々な理由があってのことだと思います。ただ単に楽しそうだから、町が好きだから、好きになってもらいたいから、もっと知りたいから、知ってほしいから、町の将来が不安だから、自分のスキルアップのため、自分の技術や知識の伝承のため、買った土地が値下がりしそうだから少しでも高く売れるようにというビジネス志向、ほんとうに様々だと思います。理由も違えばそれぞれにレポーターとしての距離の置き方も違いますし、そういうのが個性となって発露されることを、トヨノノレポーターの今後が本当に楽しみです。

ブランディング会議

今回は、ヒット商品「じゃがりこ」の生みの親である甲斐氏に教えてもらいながらのブランディング会議です。「豊能町」という題材をどうブランディングしていくのか、ていねいに説明をいただきながらキモとなるタグラインをレポーター自ら生み出していきます。
「えっそんな高度なこと町民だけでできるの?おれブランディング会議とかもよく出席してたけどプロでさえ難しい作業だよ!?」と思われた方。できるんです。町民がプロより高度なことができないと誰が言った?
そう、ここは我が豊能町が誇るトヨノノレポーターのブランディング会議。しかも町民だけでなく町外からも奮ってご参加されてる頼もしいメンツが集まる会議です。甲斐氏のていねいなレクチャーのたまものもあってか、プロでさえ手こずるブランディング戦略をスルスルとまるで糸を紡ぐかのようにこなしておられる!

実際には、我々はそんな高度なことやってる意識はそんなになくて、事前にレクチャーされた甲斐氏からの方法に沿って豊能町の魅力を言葉に表してるだけなんですが、これが楽しい!
この町をどう見られたいのか、それを自分たちで言葉にして作り上げていく作業の異次元の楽しさ!みてください、こんなに楽しいようすを!!

……。と思ったら写真とるの忘れてました。とにかくみんな楽しそうでした。
1人4案ほど出したんですが、これで50余名ぶん集まったら200案を超えますから、短時間で出せる数としてはこれはプロでさえ唸る圧倒的な物量。さすがトヨノノレポーターです。

そのほか、氏から惜しみなく与えていただいた、「ブランディング戦略で考える事のキモ」のなかで特に心に残ったフレーズを書き留めてみました。

  • ブランディングとは「約束」である。売る側と買う側との約束が、難しいものであればあるほど結びつきも強くなる
  • 三位一体になるかどうかを常に考える
  • 町にある「資源」と「課題」を学科に(氏はご自身の町でも町おこしの大学を設立しておられます)
  • 感情面と機能面で訴える

ものすごく貴重なお話を、本当にありがとうございました。

氏もまた、ご自身の出身である交野市で町おこしの活動をされていらっしゃる、偉大な先人でもあります。めちゃくちゃステキな大学。それだけに町のプロモーションの難しさも含めて、短い時間の中でも様々な意義のあることを学ばさせていただきました。今回の講座だけに限らず、町をプロモーションすることの難しさや楽しさについて、今後もぜひとも意見交換ができればとてもうれしいことだと思いました。

トヨノノレポーターの活動がついに町民の前にお披露目に!!

きたる 2017/10/22(日) に、豊能町町制40周年の式典をユーベルホールで行うらしいのですが、なななななんと、このときに今回トヨノノレポータが考えた豊能町のタグライン候補を、甲斐氏に編集していただいて一般公開するそうです。候補がいくつかあるので、それを町民投票によってどれか決める感じらしいです。それに加えて一般公募も行うらしいとのことです。らしいとか曖昧な言い方ばっかりですがレポーターとしての活動が一般公開されるのはこれが初めてになりますね。トヨノノレポーターから集まった写真も一部張り出されるかもという話ですよ!
とはいえ、内部としてはまだ講習会を2回うけただけ、活動らしい活動といってもインスタグラムに写真をアップしたくらい、あまりレポーター活動を実感できてない方のほうが多いとは思います。そのへんは、レポーター同士でも今後いろいろと話し合いながら調整できたらなと思います。講座の方も第3回目からぐっと記事を書く実戦寄りになってくるので、それに第4回目と第8回目は私達も講座を担当しますのでお楽しみに!

次回も、次回も、の良循環

行く前は、少し面倒というか、ちょっとネガティブワードで申し訳ないんですけどやっぱちょっと気乗りしなかったり緊張したりするんですが、毎回行ったらとても楽しくて、帰りにはちょっとしたロスの気分で寂しくなって、また次回を強く熱望するようになります。そんな循環が気持ちいい、第二回目の講座でした。

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