たくさんの人に公園へ遊びにきていただいた「パークキャラバン〜光風台の公園で遊ぼう〜」。
その関連イベントとして、公園の活用をみんなで考える作戦会議を開催しました。主催は、武庫川女子大学三好ゼミで、わたしたちは「パークキャラバン」の事例紹介や、当日の写真展示などで協力させていただきました。
公園の常連さん、未就学児のパパ・ママに来てほしい
小さなお子さん連れだと、おとながゆっくり話し合う時間がなかなか取れないもの……。とはいえ、一番公園をよく使う層は未就学児連れのパパママたち。「育児層が参加しやすい雰囲気にしよう!」と、おもちゃやプレイマットを豊能町にご準備いただきました!
持参したゲーム機で寝転がりながらまったり過ごす小学生もいたりして、ゆるやかな雰囲気でスタート。武庫川女子大学の学生さんによる「街区公園(町の小さな公園)についてのプレゼン」もかしこまらず自由なスタイルで。育児中のパパとママ同士だからこそ分かり合える「お互いさま」の安心感がありました。
みーんなフラットな立場で。まずはこの場を楽しもう!
作戦会議をスタートするその前に、みなさんの緊張をほぐすため、サグるさんによるアイスブレイク「人間知恵の輪」にチャレンジ!
向かい合った方と手を繋いで、もつれにもつれた巨大知恵の輪をまずは作って。脇の下をくぐったり、足の下をくぐり抜けたり、くるくる回ったり……。手を離すことなく大きなひとつの円になればクリア。解けた時には、達成感が生まれていました!
子ども目線だから見える、わたしの理想のマイパーク
実際に公園をよく使っている子どもたちからの意見も聞きたい!と「子ども会議」も同時開催。パークキャラバンでは、たくさんのシャボン玉で魅了してくれたサグるさんに子ども会議を担当いただきました。
理想とする「マイパーク」を子どもたちが思い思いに描きました。完成した絵を見せあいっこしながら、どんな公園で遊びたいか、こんな遊具があったら嬉しいなどなど自由発言で作戦会議!
「こんな公園になったらいいな」がたくさん集まりました
おとなは4つのチームに分かれて意見交換。「暑い日に日陰が欲しい」というママの切実な声や、「花火ってしていいのかな?簡単なルールがあるといいな」という意見もありました。
最後はおとな会議・子ども会議の合同発表。子どもたちからは「動物たちがいる公園」「雲から飴が降ってくる公園」などユニークな意見も。自分の意見をしっかり発表して、とても立派でした!
ありふれた公園から個性ある公園に
最後は兵庫県立大学・赤澤教授からのお話。個性のある公園事例をたくさん紹介いただきました!
あえて雑草を生やしたまま「バッタランド」を作っているという事例なんかは、夏場に雑草が多くなってしまう豊能町の公園にも活かせそうなアイデアです。滑り台、ブランコ、砂場の三大遊具だけあればOKという今までの時代から、これからは個性ある公園が必要だそうです。たくさんある豊能町の公園も、それぞれが特色のある公園になれば、公園を利用する人も増えるのかもしれません。
子どもたちとおとなの皆さんに参加賞のおやつをプレゼントして、作戦会議はお開きに。
豊能町、武庫川女子大学、サグるの皆さんで今回の意見を踏まえながら、たくさんの人に公園を活用してもらえるアイデアと対話を進めていきたいと思います!また続報がありましたらSNS等でお知らせしますね。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
主催:武庫川女子大学三好ゼミ
協力:一般社団法人とよのていねい × サグる
後援:豊能町
1 コメント
[…] う使う?/おとなと子どもの作戦会議」を開催。ワークショップでは公園活用について住民のみんなで考え、たくさんの意見が集まりましたよ。そちらの様子は後半でお伝えしています。 […]