みんなで大阪万博2025を楽しもう!EXPO酒場 豊能店 を開催しました

by yu1 2023年7月28日

「2025年に大阪万博が開催されるってなんとなく知っているけれど、万博って実際どんなことをするの?」「えらい人たちのお祭りね。自分には関係ない世界なんでしょ?」そんな風に思う人も少なくないかもしれません。
今回、EXPO酒場 豊能店を開催するにあたったのは、『EXPO酒場』を展開する一般社団法人demoexpoさんの「街の人が主役に、街から万博をつくっていく」という地元民目線の活動趣旨に惹かれたから。わたしたちの町大阪・豊能でも開催することになりました。

北摂で初開催!EXPO酒場が豊能町にやってきた!

2023年6月11日(日)初回開催を飾る舞台は、大阪府最北端の駅、能勢電鉄「妙見口」駅すぐの豊能町・吉川エリア。この日だけのにぎわい酒場をオープンしました。
とよのていねいの今までの活動と同じくEXPO酒場では「住む人が主役」。行政区のボーダーは気にしません。近隣の《ここらへん》はぜーんぶご近所さん。この日は豊能町だけでなく、能勢町、川西市、池田市、亀岡市などのご近所地域の方や遠方の地域からもお越しいただきました。

日本伝統刺繍「刺し子」で作られた前掛け

会話の糸口に最適な「わたしプロップス」

いろんな地域の方がお越しになられるので、今回準備したのは「わたしプロップス」。
・どこから来たか
・得意なこと、できること、あるいは興味があること
を書いてもらいました。発言するときには、このプロップスを顔の横に掲げてもらうルール。はじめましての方たちとのお話も弾みました。

EXPO酒場の前掛けとはっぴを制作された伊藤愛さん

コーヒー片手にかんぱーい!!!

ドリンクは豊能町の名店、自家焙煎珈琲豆専門店EMMA COFFEEさん。日中カフェ時間での開催、お車での来場者もいることから今回はノンアルコールで乾杯!みんなでゆったりとお話をするという空間にコーヒーがぴったり。ゆるやかな空気感のもとEXPO酒場豊能店の開幕です!

コーヒーでかんぱーい!

本日限定!豊能名産を味わうご当地たこ焼き

「たこやきの可能性を万博を通じて広めたい」という思いをもつ道頓堀たこ八さんとのご縁から、EXPO酒場豊能店限定のご当地たこ焼きのふるまいが実現。また、豊能町のたこ焼き屋さんひまわり食堂さんともコラボ!ソースなどのご当地トッピングだけでなく、当日はたこ焼きを振る舞う現地スタッフとしてもご協力いただきました。

写真左:ひまわり食堂さん 右:道頓堀たこ八さん

今回は豊能の名産をつかった5種類のお楽しみパック!

①王道の味ソースマヨ。たこ八さん自慢の味。
②妙見口駅すぐ、かめたにさんの人気商品「ジビエソーセージ」を入れてみました。ジューシーな肉汁がポイント。
③おしゃれなイタリアン風。能勢べじたぶるぱーくさんのトマトソース。
④豊能町のたこ焼き屋「ひまわり食堂」さんの人気トッピング「醤油マヨ」とのコラボレーション。
⑤豊能町特産品「山口食品」さんの納豆入りたこ焼きは、ひまわり食堂さんの醤油マヨで。

みんなそれぞれの好きな味をつまようじ投票!ここから新しい名品が生まれたら素敵です!

一番人気の味は「納豆×醤油マヨ」でした!

demo!expoさんによるプレゼンタイム

「街の人を主役に、街から万博をつくっていく。」ためにどのような取り組みをされているのか、活動内容についてお話いただきました。
代表の花岡さんは関西を中心に企業の広告やブランディングの企画・制作をし、多様なクリエイターと共に“社会課題をおもしろく解決する”ことを得意とされており、ユニークな実績に会場がどっと沸きました。そんな花岡さんは実は猪名川町出身だそうです。
岡本さんは、活動全国規模の共創を創発するリーダーとして活動されており、demo!expoではEXPO酒場営業部長。岡本さんの「万博やEXPOという名前は公式でなくても自由に使ってもいいんですよ。」という言葉が印象的でした。その言葉に後押しされて、自分たちの町で万博を楽しもう!とする人がどんどん集まっているのかもしれません。
その他、豊能町近郊ではお馴染みの地方銀行、池田泉州銀行さんの紹介や、EXPO酒場の前掛けを制作された伊藤愛さんの紹介も。EXPO酒場は青森店から鹿児島店、アフリカ店までと全国・全世界でたくさんの人を巻き込んでおり、万博を軸に今後も大きな展開になっていきそうです。

写真左:岡本さん 写真右:花岡さん

地元パネリスト × demo!expoトークセッション

豊能町内外で活躍する地元のキーマンたちとdemo!expoさんによるトークセッションでは、「町のお土産をつくるとしたら?」「近隣のまち、ご近所同士で盛り上げるなら?」といったテーマでアイデアを広げました。

司会進行はコバケン 踊るお坊さん
お坊さんでありながら、ダンサーとして活動。現在TikTokフォロワー6.5万人。地域のダンス教室運営や、サイリウムを使った光のヲタ芸ダンス、盆踊り講師など、ダンスを通じた地域活性に貢献されています。
パネリストは
地域で映像制作の活動をされている北中 康雅 さん
福祉系企画•広報を担当されている荒木 美沙 さん
豊能町職員 の江崎 純史 さん
地元在住 大阪大学3回生 大西 達也 さん
のメンバーで繰り広げました。

最初のテーマは「豊能町のここが惜しい…」というやや自虐的な(笑)マイナス面からのスタートでしたが、マイナス面をプラスに捉えようと東西に分かれている豊能町の地形に着目し、「東西で滞留する仕組みを作れないか」と北中さん。東地区在住の大西くん、西地区出身や在住の荒木さんと江崎さんも交えて現状を語ります。

続いてのトークは「まちでお土産をつくるとしたら?」。猪や鹿がいっぱいいることに注目し、「革をつかったりファーとかでなんか作れないかな?」という荒木さん。鹿皮なめしに挑戦したことのある相澤店長は「失敗してカチカチのキーホルダーができました……(笑)」と失敗談を。続いてのせでんアートラインで生まれた新しいお土産「石仏クッキー」の話となり、作り手さんの紹介もしながら、楽しいトークとなりました。

のせでんアートラインで生まれた豊能町の新しいお土産「石仏クッキー」を紹介するコバケンさん


最後のテーマは「近隣のまち、ご近所同士で盛り上げるなら?」。ここではパネリストだけで完結するのではなく、観客席の参加者のみなさんも巻き込んで議論が発展。「池田市ではどうしてる?」「のせでんアートラインではこうだった」「能勢で見てきた地域と連携していく課題は?」などなどボリュームたっぷりな時間となりました。

地域の課題について語る能勢町地域おこし協力隊で活躍されている高江さん

アイデアは誰でも産み出せる!「アイデア理論」を使ってみんなでグループワークに挑戦!

一般財団法人ひらめき財団さんによるグループワークでは、アイデアを出すことがゲームのように楽しくなる「アイデア理論」を使ってアイデア出しに挑戦!
まずは3つのサイコロを使って、自己紹介タイム。普段はなかなか初対面では話すことのない話題でもサイコロのツールがあるから不思議と話が進みます。
続いて豊能 x 万博のアイデア出しタイム。このときサイコロを2つに絞って、制限時間内でたくさんの意見を出していきました。「恋人がいない人向け×海外旅行」などの組み合わせでどんな企画がいいのかアイデアをどんどん思いついた人からだしていきます。サイコロによって議題が絞られることで、より具体的なアイデアを出すことができました。
最後は、このアイデアが一番!と思うものを各グループで発表していきます。「家族生活したい人向けに擬似家族として、最適な夫や妻を選択できるAIをつかった体験」「仕事をしたくない人向けに、みんなで昼寝をする会をひらく」などユニークなアイデアが生まれていましたよ。

今日ははじまりに過ぎない!ローカル版万博の幕開け

最後はみんなで集合写真タイム。会終了後もワイワイと交流が続き、まだまだ時間が足りないくらいの充実した1日となりました。この日出会った人たちと今後もゆるく繋がりが生まれるよう、コミュニケーションツールとしてSlackを開設しました。EXPO酒場のあと、川西市黒川エリアを活用できないか相談が生まれたり、次は箕面や池田でもEXPO酒場が決定しているようですよ!万博をきっかけに北摂がどんどん盛り上がっていきそうです!今後の展開もどうぞお楽しみに!!


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